小学生の通信教育、解約したいのに想像以上に面倒だった話

子どもの成績向上を期待して始めた通信教育。最初は「これで勉強習慣がつくかも」と期待していたものの、数ヶ月経つと教材が溜まる一方で、子どもはほとんど手をつけなくなってしまいました。「もう解約しよう」と決心したのですが、これがまた想像以上に面倒で、正直かなり疲れてしまったんです。

私が最初に驚いたのは、入会はネットでサクサクできたのに、解約は電話でしか受け付けてもらえないということでした。進研ゼミもスマイルゼミも、基本的には電話での解約手続きが必要なんです。

仕事をしている私にとって、平日の日中に電話をかけるというのがまず一つ目のハードルでした。スマイルゼミは受付時間が平日10時から20時までで、土日祝日は休みなんですよね。進研ゼミは土日も対応してくれますが、それでも忙しい日々の中で「今日こそ電話しよう」と思っても、つい後回しにしてしまって。

やっと時間を作って電話をかけても、これがなかなかつながらないんです。特に月末や新学期前のタイミングは混雑していて、10分、15分と待たされることも珍しくありません。保留音を聞きながら、「この時間があれば仕事が片付いたのに」と何度思ったことか。

友人の田中さんは、進研ゼミの解約電話で30分近く待たされたそうです。やっとつながったと思ったら、オペレーターの方から「お子様の学習状況はいかがですか」「退会されると次号からの特典が受け取れなくなりますが」といった引き止めのトークが始まり、結局40分以上かかってしまったとぼやいていました。

さらに厄介なのが、解約の締め切り日です。スマイルゼミの解約の場合、毎月の締め切り日までに連絡しないと、翌月分の料金も発生してしまいます。私の場合、「来月から解約しよう」と思っていたのに、締め切り日を過ぎていることに気づいて、結局さらに1ヶ月分払うことになってしまいました。

進研ゼミも同様で、退会締め切り日が毎月決まっています。しかも、一度払った受講費は返金されないので、タイミングを逃すと無駄な出費になってしまうんです。

スマイルゼミのようなタブレット教材の場合は、さらに注意が必要でした。6ヶ月未満で退会すると、タブレット代の追加料金が発生するんです。私の知り合いの佐藤さんは、このことを知らずに4ヶ月で解約しようとして、約3万円の追加請求を受けて驚いていました。

また、タブレットの返却は不要なのですが、解約後はAndroidタブレットとして使えるものの、初期化の手続きが必要だったりと、それはそれで面倒なんですよね。

電話での解約手続きで一番辛かったのは、オペレーターの方の引き止めトークでした。もちろん、向こうも仕事ですから仕方ないとは分かっているのですが、「お子様の学習習慣がつくまで、もう少し続けてみませんか」「今退会されると、せっかくここまで積み上げてきたものが無駄になってしまいます」といった言葉を聞くと、つい罪悪感を感じてしまうんです。

子どものために良かれと思って始めたものを途中でやめるというのは、親としても心が痛みます。でも、実際に子どもが全く手をつけていない現実を見ると、続けても意味がないことは明白なんですよね。

やっとの思いで解約手続きを終えても、その後数ヶ月は「復会キャンペーン」や「新講座のご案内」といったDMが届き続けました。完全に縁を切るまでには、想像以上に時間がかかるものなんだと実感しました。

通信教育を始める時は、子どもの学力向上への期待で頭がいっぱいで、解約のことなんて考えもしませんでした。でも、実際には「合わない」「続かない」というケースも多いんですよね。

これから通信教育を検討している方には、入会前に解約方法や解約期限、タブレット代の条件などをしっかり確認しておくことをおすすめします。そして、もし解約を決めたら、締め切り日を確認して、できるだけ早めに電話をかけること。先延ばしにすればするほど、無駄な出費が増えてしまいますから。

通信教育そのものは良いサービスだと思いますが、解約のハードルがもう少し低ければ、もっと気軽に試せるのになと感じた経験でした。